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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

執筆者の写真王丸典子

日本の常識:医療保険



皆さまは日本の医療保険の有難味、どのくらい感じていらっしゃるでしょうか。

涙が出るほどというのは少し大げさですが、私は自分に支給された保険カードを見るたびに、心にポッと火が灯るのです。


長いこと住んだアメリカの保険制度くらい複雑怪奇なものはありません。何度も言いますが、アメリカは今でも大好きな国で、感謝もいっぱい感じているのですが、保険制度はいただけません。


オバマさんが大統領になった時、「国民一人一人に医療保険」をという公約を掲げて、オバマケアという制度が出来たのですが、反対政党共和党からの圧力でなかなかうまくいっていないのが現状です。医療保険を語るとアメリカの闇に一気に突入です!


勤めている多くの人は、所属会社や所属団体を通して本人も家族も良い医療保険に加入することが出来ます。採用の際会社側が提示する医療保険は、自分がその職に就くかどうかを決める重要なポイントです。


会社一部負担のこのような保険は、会社を通してでないと加入が許されないばかりか、個人で買えたとしても月額膨大な保険料です。私はサンディエゴ市で個人事業主として、心理カウンセリングクリニックを運営していました。


個人事業主は会社に勤めている人と違い、自分で医療保険に加入するわけです。私が年間支払っていた夫婦二人分の保険料は、毎年日本円で百万円以上かかりました。これはあくまでも基本保険料で、病気をしたらこれ以外に自己負担金がまたたっぷりかるのです。


半年前に今住んでいる千葉県の市に越してきて、夫婦2人分の保険料は何と約七分の一になりました。私が市から支給された保険カードを見て、喜びで落涙する理由がお分かりいただけたでしょうか。


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