お父さんお母さんは味方と思えると
良きにつけ悪しきにつけ、子供時代に親との生活から得るものは私たちの中に深く根を下ろしていきます。
大人として有意義な社会生活を送るには、健全な自己肯定感や自信を身に着けていることがとても重要です。
親に対して健全な愛着と信頼が身に着いた子供は、肉体的にも精神的にもすくすくと成長し、失敗を恐れず様々な経験を積むことができます。
すると自己肯定感が向上して、自信ある大人へと成長していけるのです。
親は自分の味方意識の重要性
親に対する愛着と信頼とは、言い変えると親は自分の味方だと思えるということです。
親は自分の味方である意識が育つと、安心して難しいことに挑戦したり、困難に打ち勝つ力を身に着けることを可能にします。
また、重要なことを決断する際や逆境に立った時に、道を切り開くことができるようになります。
幼い子供にとって父親は世の男性の代表であり、母親は女性の代表です。
親との交流を通して、子供は男性や女性に対するイメージを確立していきます。
そして親と良好な関係を保てると、臆することなく社会の中で他との交流ができるようになります。
一方親を味方と思わず育った人は、次第に世の中は危険な場所であり、人は頼りにならない存在だという意識を持つようになります。
すると自己としての確立が妨げられて、精神的な安定が難しくなります。
これが現代社会の多くの人が感じている出所の分からない、得体のしれない不安の源です。
親は味方意識を育むためには
親は味方意識を育むためには、親が子供の話をよく聞くことが大切です。
そして何より重要なのことは、子供が逆境に立った時に、親が子供に共感できることです。
親が真剣に聞いてくれたり共感してくれると、子供は徐々に自分は貴重な存在であると認識するようになります。
そこから健全な自己肯定感や自信が生まれます。
★ 健全な自己肯定感や自信は親を味方と思えることで育まれる
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